自分で出来るトイレつまりを簡単に直す6つの方法
トイレ
お役立ち
つまり
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2018.06.14
最終更新日:2021.09.22
トイレがつまってしまったときは、焦って対処してしまいがちですが、まずは落ち着きましょう。
まず、トイレがつまっても動画を見れば多くのトイレつまりは解消することができます。
もし動画内の対応で解決できない場合は、さらに6つの対処法があるので、症状を照らし合わせながら読み進めてください。
その6つの対処法でも「トイレのつまり」が解消されないときは、複数の原因がある可能性が高いので、無理に触らず専門の業者に依頼することをおすすめします。
>トイレつまりを自分で解消できない場合は早めに相談しませんか?
目次
突然トイレがつまってしまったらどのように対処していいか分からなくなってしまいますよね。
トイレのつまりには主に3つの症状があります。
上記以外の症状の場合は、目に見えない場所で複数の問題がある可能性が高いので、一度業者に相談してみましょう。
トイレで水を流したときに、便器の中の水位が上昇することがないでしょうか?
正常な状態であれば、水を流しても便器の水位は変わることがありません。
このような症状が見られるときは、トイレの排水路がつまりを起こしたことによる不具合が考えられます。
放置してさらに水位が高くなると、便器から水があふれ出てしまうおそれもありますから、早めに対処することをおすすめします。
トイレで水が流れるまでに時間がかかったり、水の流れが弱いと感じられたりするときには注意が必要です。
このようにトイレの水の流れが悪いときには、排水路に何かがつまって水の流れをせき止めていると考えられます。
この状態でも水は流れるのでトイレを使い続けることができますが、放っておくとさらに症状が悪化します。異変に気づいたら対策しましょう。
ゴボゴボという音がするときは、排水路の先につまりが生じているケースが多数です。
ほかにも、異音が聞こえる時は大きな不具合が生じている場合もありますから、たとえトイレの水流に問題がみられなかったとしても、一度様子を確認しておくことをおすすめします。
冒頭の動画を見てもトイレのつまりが解消できない場合は、さらに以下の6つの対処法で改善できることがあります。
ただし、無理やり自分で直そうとしたところ症状が余計に悪化し、最終的な修理費用が当初よりも高くなってしまう可能性があるので注意してください。
共通して使う道具は下記です。
(参照:水道救急センター)
ホームセンターなどで購入できる「ラバーカップ」は、トイレのつまりを手軽に改善できる道具です。
よく「すっぽん」と呼ばれたりします。
まず便器の中の水を少し汲み取り、排水路の入り口にカップを押し付けるようにして、次に引き上げます。この動きを何度か繰り返しましょう。
実は、この「ラバーカップ(すっぽん)」は押して使うのは危険なんです。
意外とやりがちな行為ですが、「ラバーカップ(すっぽん)」の正しい使い方を紹介している記事もあるので確認してみてください。
トイレットペーパーやティッシュペーパーがつまってしまった場合には、トイレに40~60度のぬるま湯を流すことで、つまりを改善できることがあります。
しかし!!
温度が高すぎると便器が割れてしまうおそれがありますから、注意して行いましょう。
しばらく時間を置けばお湯を遣わなくても自然と溶ける場合もありますが、お湯を使うと溶けが早くなるのでオススメですよ。
古いタイプのトイレや、家族が多く頻繁にトイレを使用する家庭などは尿石が排水口に蓄積し、そこにトイレットペーパーが引っかかることでつまる場合もあります。
使用方法は便器の中に入れて規定の時間放置し、水で流すだけですが、何度か繰り返すことで効果が期待できる場合があります。
ただし、尿石除去剤などの薬剤は便器に投入してから時間を置くものが多く、即効性が期待できないことが注意点です。
「ワイヤーブラシ」とは、専門業者も扱うことのある道具です。
細長いワイヤーを便器に差し込むようにして、先端で排水路につまった異物を崩します。難易度の高い方法であるため、慣れていない方はまずラバーカップを使うのが無難です。
バケツやペットボトルで水を汲み、勢いのある水流を作るようなイメージで、便器に水を流しましょう。
トイレの水位が高くなってしまっている場合は、事前に便器の水を汲み取って減らしておくとともに、周囲に汚れ防止のビニールや新聞紙を敷いておいてください。
ラバーカップと似た、トイレのつまりを改善する道具に、「パイプクリーナー」があります。
付属のポンプで吸引力を高めるため、落とし物などの硬いものがつまってしまった場合も、取り除くことができます。
トイレがつまってしまったのには、一体どのような原因があったのでしょうか。
よくあるトイレつまりの原因をご紹介します。
最も多いのはトイレットペーパーや排泄物を大量に流してつまるケース。
必要以上に流すものの量が多いことで起きる場合もありますが、流す水量に問題があることも。
近年のトイレは少ない水量で流せる節水タイプのものが多い上に、貯水タンクにペットボトルを沈めて少量で済むよう調整しているケースもあります。
トイレットペーパーは水溶性ですが、十分な水量がないと溶けるのに時間がかかるためにつまってしまいます。
また、安めのトイレットペーパーは水に溶けずつまりやすくなる傾向があります。
もしかして?と当てはまる場合は確認してみてください。
多くのトイレには、水流の強い「大」と水流の弱い「小」という、2種類の流し方があります。
このうち「小」には節水などの効果もありますが、場合によっては水流の圧力が足りないことから、つまりにつながるケースもあるようです。
そのほかに、トイレの水が流れないという別のトラブルも潜んでいる可能性もあります。
トイレの種類によっては、排水管につまりが起こりやすい構造となっている箇所がある場合があります。
よくトイレつまりが起こるのは、便器から流れた水が通る排水路の途中、急なカーブによる「せき」がある箇所です。また、排水口の出口でもよくつまりが起こります。
基本的に、トイレに流すことができるのは、水に溶けるトイレットペーパーのみとなっています。
それでは、異物の例としてはどんなものが考えられるのでしょうか? 以下のアンケート調査では、ご家庭でよくある異物の事例をご紹介します。
スポンサードサーチ通常であればトイレに流しても問題がないはずの「トイレットペーパー」ですが、流す量によっては異物となり、つまりの原因となってしまう場合があります。
どうしても量が多くなってしまう場合には、何度かに分けて流すなどの工夫をして、トイレをつまらせないために注意しておきましょう。
また、意外と水に溶けないものに「ティッシュペーパー」「トイレ用のお掃除シート」「おしりふき」「汗拭きシート」などがあります。
いずれもトイレットペーパーと同じ紙製品ではありますが、水に流すことができません。同様に、生理用品やおむつも流さないようにお気をつけください。
ペットの排泄物や吐瀉物など、一見するとトイレに流しても問題なさそうに見えるものが、つまりを引き起こすケースもあります。
水を吸収しやすい猫砂は排水路にこびりつきやすく、油分の多い吐瀉物は水流を悪化させます。
つまりの原因として思い当たることのある方は、後述する対処法をお試しください。
実際にトイレに異物がつまってしまった事例としては、大量のトイレットペーパーを流してしまったり、あるいはトイレに流せない異物を流してしまったりするケースがあります。
もしもご紹介した原因に思い当たるものがあるならば、トイレのつまりが悪化してしまう前に、すみやかに対処しましょう。
トイレのつまりを見つけたときは、専門業者を呼ぶ前に自分でできることがあります。
お困りの際は、今回ご紹介した方法をぜひお試しください。
※アンケート調査は、インターネットを用いて全国200人の男女の回答結果です。※