トイレ掃除、ずっとしないとどうなるの?
トイレ
予防
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2018.05.22
最終更新日:2021.05.27
ついついサボってしまいがちなトイレの掃除。もしサボり続けたらいったいどうなってしまうのでしょうか?
トイレ掃除を長い間やらずにいると、便器に黄色い汚れが目立つようになります。あれが尿石です。尿石とは、尿に含まれているカルシウムイオンが固まって出来たものを指します。
トイレ特有の嫌なニオイ。あの原因になってしまうのが尿石なのです。
トイレを清潔に保つためには、やはり普段からのこまめな掃除が1番です。
2、3日に1回でも掃除すれば、尿石が便器に付くことを防ぐことができます。
トイレ掃除をサボって便器に尿石がついてしまった場合には、サンポールなどの塩酸が含まれている洗剤が有効です。
ドラッグストアで成分に塩酸が含まれていることを確認してから購入しましょう。
強力な洗剤ですので、使用の際は説明文をしっかり読んでから使ってください。
塩酸入りの洗剤でも落とせないガンコな尿石が付いてしまったら、耐水性のサンドペーパーを使って削り落とすしかありません。
やり過ぎてしまうと、尿石と一緒に便器まで削って傷が入ってしまう恐れがあるので、慎重に行ってください。
これはなかなか素人が手を出せる領域ではありません。常に水が溜まっている状態なので、詰まりを解消する薬液なども薄まってしまうため、効果が望めません。
徐々に流れが悪くなってくるケースが多いので、流したときにいつもより水の減り方が遅いと感じたら、専門家に点検してもらうことを強くお勧めします。
詰まってからでは大変。常にトイレの健康チェックを欠かさずに行いましょう。
自分で尿石を落とすことが心配、詰まりが気になる場合は水道の修理業者が清掃も対応してくれる場合もありますので、問い合わせてみてはいかがでしょうか?