1度の産卵で200個匹も増大!風呂場に潜む「コバエ」の対処方法
風呂
お役立ち
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2018.07.03
最終更新日:2021.05.27
風呂場などの水回りで発生することが多いコバエ。コバエは住みやすい環境を見つけると、なんと一度に約200個の卵を産み、大繁殖してしまうのです!!!
コバエの正体は主に「オオチョウバエ」「ホシチョウバエ」などであることが多く、一般的にはそれら全てをまとめて「コバエ」「チョウバエ」と称しています。
成虫のコバエを一匹ずつ駆除してもキリがありません。完全に除去するためには、卵の状態から成虫になるまでの約20日間のうちに卵・幼虫・サナギ・成虫すべてを駆除する必要があります。
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目次
コバエの駆除で最も簡単に、その場ですぐに実行できる駆除法は「熱湯シャワー」です。
幼虫、サナギ、もしくは成虫が生息している箇所に向けて約60度〜70度の熱湯をシャワーでかければ、コバエは息絶えます。
とは言っても、場合によっては一度熱湯をかけただけでは駆除しきれないことがあります。翌日以降に再びコバエを発見したら、根気強く再度熱湯をかけていきましょう。
排水溝の近くに氷を置いて水を流すと、排水溝や排水管が冷えてコバエが住めない環境にできます。
上記の熱湯シャワーの方法だとうっかり火傷をしてしまう可能性もあるため、不安な方はこちらの方法で駆除をしましょう。
市販の殺虫剤で駆除する場合は当然、殺虫剤を購入するという手間がかかります。その代わり、少ない回数で、かつ高い効果を発揮できるので、「不快なコバエを完全に駆除したい!」という人にはおすすめの方法です。
ただし、確実に仕留めたいからといって複数種類の殺虫剤を一度に使用してはいけません。もちろん、複数種類の殺虫剤を使用することでよりコバエを駆除しやすくなりますが、薬品の組み合わせによっては人体に悪影響が出るものもあります。
それぞれの使用方法・注意事項をしっかりと読んでから使用してください。
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コバエは年中活動している虫で、とくに暖かい季節の6月〜10月頃に活動が盛んになります。日本全国に生息しており、街中の公衆トイレなどでも確認できます。
風呂場やトイレ、洗面所、キッチンなどの水回りに生息し、ヘドロや人の髪の毛、皮脂、スカム(汚泥で発生するガスによって油脂質や細菌などが浮上してできる厚い膜状のカス)を好みます。
そのため、風呂場ではそれらが溜まりやすい排水溝付近に卵を産む傾向があります。
また、コバエは排水溝付近だけでなくエプロンカバーを外した浴槽の下も好むため、コバエを駆除する際は浴槽の下の隅々までしっかりと掃除しましょう。
駆除をした後、「コバエを一匹残らず駆除したから安心!」と対策もせず放置してはいけません。
コバエの侵入を許し、産卵に適している場所を発見されてしまうと、再びコバエが大量発生する可能性もあるためです。
コバエの侵入を防ぐために日々気をつけていても、小さな虫ですから知らない間に侵入してしまっていることもあるでしょう。その際に大事なポイントは、「繁殖を防ぐこと」です。
など、汚れが溜まりやすい場所は定期的に洗うことをおすすめします。
大掛かりな掃除を頻繁にするのも大変ですので、隅々の掃除は大体1〜2ヶ月に1〜2回の頻度で行うといいでしょう。
簡単な掃除は、日頃からこまめに行ったほうが効果的です。
コバエの繁殖を防ぐには、風呂場の湿気をなくすことが大切です。
少しでも湿気があるとコバエが住み着いてしまう可能性が高まりますので、風呂場を使用した後は換気扇を使うなどして風通しをよくしてください。
できれば、換気扇は常時回しておいたほうが効果的です。電気代は各家庭によって違うので一概には言えませんが、常時換気扇を回していても高額にはならないことが多いです。
気になる方は換気扇の使用にかかる電気代を調べてみましょう。
風呂場にいるコバエは、「一匹だけだから」と放置してはいけません。そのままコバエに200個もの卵を産み付けられてしまったら、せっかくのバスタイムが台無しになってしまいます。
コバエを見つけたらすぐに熱湯や氷水、殺虫剤で駆除をして風呂場の隅々を徹底的に掃除し、換気をするよう心がけてください。