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引っ越すときに自分で洗濯機を取り外す!水抜きの方法・注意点を解説

洗濯機

2018.07.04

最終更新日:2022.05.19

引っ越しをする際、洗濯機の片付けを業者に依頼するのではなく、自分で行う人も多いでしょう。

しかし洗濯機の取り外しは、きちんとした手順を踏まないと後々大変なことになってしまう恐れがあります。

今回は、自分で洗濯機の取り外しを行う方法をご紹介します。片付けを行う上での注意点もご紹介しますので、併せて参考にしてください。

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全自動洗濯機の水抜きをしよう!大まかな手順

洗濯機の水抜きの手順
洗濯機を取り外すとき、必ず行わなければならない作業が「水抜き」です。水抜きとは、給水ホースと排水ホースに残っている水を抜くこと。

もし洗濯機に水が残っていると、洗濯機を運び出すときに水がこぼれて、新居が水浸しになったり、他の荷物を濡らしてしまう恐れがあります。充分に注意しましょう。

全自動洗濯機の水抜きは、大まかに以下のような流れで行います。

  1. 水道の栓を閉じて、フタを閉める
  2. 電源を入れて、スタートボタンを押す
  3. 給水ホースを外し、電源を切る
  4. もう一度電源を入れて、手動で脱水を行う
  5. 脱水終了後、排水ホースを外す

手順を追っても水が抜けてきてくれない場合は、ホースでつまりを引き起こしているかもしれません。
その場合、つまりを取り除く作業が必要となるので、自分では取り外しまでが難しいです。一度業者に問い合わせてみましょう

給水ホース、排水ホースを取り外す手順について、以下でそれぞれ詳しく解説していきます。

給水ホースを取り外す手順を4ステップで解説

洗濯機の給水ホースを取り外す手順

1. 蛇口(元栓)の確認

蛇口(元栓)が閉まっていることを確認してください。
ここを開けたままにしていると、給水ホースを取り外している途中で中の水がこぼれてしまいます。

2.ドライコースを選択する

洗濯機の電源を入れ、ドライコースを選択したらスタートボタンを押してください。給水ホースの中の水が抜かれていきます。

3. 蛇口用ニップルを取り外す

蛇口の接続部品である「蛇口用ニップル」を取り外しましょう。
ニップルは簡単に外せるワンタッチタイプのものと、ネジでしっかりと固定されているタイプのものがあるため、ネジを外すタイプだった場合はあらかじめドライバーを用意しておいてください。
また、ニップルを外したら紛失しないように大事に保管してください。

4.給水ホースを取り外す

左回り(反時計回り)に回して給水ホースを取り外します。
給水ホースを取り外す際、中に残っていた水がこぼれてくる場合があります。水がこぼれ落ちないように、タオルなどをあてながら外しましょう。

ドラム型式洗濯機の場合は「糸くずフィルター」を外す

一般的な縦型式洗濯機とドラム型式洗濯機の水抜き手順はあまり変わりませんが、唯一「糸くずフィルターの有無」という違いがあります。

ドラム型式洗濯機を水抜きする場合は、脱水後に糸くずフィルターを外し、その中の水を取り除いてください。

また、ドラム型式洗濯機は縦型式洗濯機と比べると水が溜まりやすい構造になっているので、洗濯機本体をゆっくりと傾けて中の水を抜きましょう。

縦型式洗濯機の場合は、給水用ホースなどを外した後に傾けると洗濯機内の水が排水ホースに流れていきます。

しかし、ドラム型式洗濯機で同じことをしようとすると故障の原因となり得るので、ドラム型の場合は傾けないようにしてください。

排水ホースを取り外す手順を3ステップで解説

次に、排水ホースを取り外す手順を詳しく見ていきましょう。

1. 洗濯機を脱水モードにする

洗濯機の電源を入れて、脱水モードを選択してからスタートボタンを押してください。

2. 洗濯機内の水分を拭き取る

脱水が終わったら、洗濯機内に水が残っているのでタオルなどでよく拭き取ります。

3.排水ホースを取り外す

洗濯機を傾けて、排水ホースを取り外してください。

排水ホースを外すときもタオルを用意しておきましょう。排水ホース内は蛇腹状になっているため、水が残りやすくなっています。

タオルの上に排水ホースの先端を置いて、中の水を出し切ったらホース全体を拭いてください。排水ホースの先端をビニール袋で包んだら、養生テープで固定しましょう。

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洗濯槽からの水音は「液体バランサー」の音

上記の手順で水抜きをしたのにもかかわらず、洗濯機の中から水の音が聞こえることがあります。

この音は、洗濯機には必要不可欠な「液体バランサー」という液体の音です。液体バランサーは、高速で動く洗濯槽の回転を安定させるためにあります。

液体バランサーの音が聞こえるのは正常な状態ですので、再度水抜きをする必要はありません。

ちなみに、液体バランサーは洗濯槽の中にあるのではなく、洗濯槽の外側(多くの場合は洗濯槽の上部)に入っています。

取り付けも自分でできる!

洗濯機の交換をする場合は、取り外した後に新しい洗濯機を取り付けなければなりませんが、取り付けも自分で行うことができます。
しかし、何点か注意点を守らなければ最悪の場合水漏れして床が水浸しになってしまう恐れがあるので、注意してください。
もし、設置の方法まで知りたい場合は、詳しく解説した記事があるので、そちらをご覧ください。

【女性でも簡単】洗濯機を自分で設置する方法

まとめ

洗濯機の片付けを自分でやる場合は、前日までにすべて済ませておきましょう。
何もしないまま引っ越し当日を迎えると、業者に突然「水抜きをしておいてください」と言われることもあるかもしれません。そうなると、当日は洗濯機の片付け以外にもやることがたくさんありますから、非常に慌ただしくなってしまいます。

慌てることなく引っ越し当日を迎えるために、今回ご紹介した片付け方法を参考にして実践してみてください。

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