キッチンの排水口の掃除方法と詰まらせないコツ
キッチン
お手入れ
つまり
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2018.07.04
最終更新日:2024.05.30
排水口の汚れを放置している人、ご注意ください。そのまま放置していると、溜まった汚れによる異臭、詰まり、害虫の発生などにつながります。
排水口は、雑菌が繁殖しやすい場所なので、清潔に保ちたいですよね。
ここでは、排水口の掃除方法と詰まらせないコツを紹介します。
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排水口が汚れているキッチンで料理をすると、せっかくのやる気も台無しになってしまいます。
気持ちよくキッチンで料理するためにも、水回りの掃除をしましょう。
【排水口掃除に必要なもの】
キッチン用中性洗剤は刺激が強く、人によってはマスクの着用をおすすめします。刺激の弱い方がいいという場合は、中性洗剤の代わりに「重曹+酢(クエン酸)」を使用しましょう。
【掃除前に準備しておくこと】
ゴム手袋を着用した際、洗浄液がたれないよう端を折り返すことをおすすめします。
掃除の手順は以下のとおりです。
「重曹+酢」のほかにも、漂白剤や洗剤を使用した掃除方法があります。そのなかでも代表的なものを紹介します。掃除の手順は、上記で説明したものとほとんど同じです。
桶に約50℃の湯をはります。
そこに酸素系漂白剤を指示どおりに溶かし、取り外した部品を浸けます。5〜10分放置したら、溶かした漂白剤を流し、部品を流水でよく洗いましょう。
スプレータイプがおすすめです。
使用方法は、スプレーを排水口の中や部品などに吹きつけます。5〜10分放置し、水でよく流しながら汚れを落としましょう。
排水口の奥にある排水パイプの掃除には、液体パイプクリーナーがおすすめです。粘度が高いものであれば、より汚れに密着し効きやすいです。また、上記で説明した「重曹+酢」も排水パイプの掃除が可能です。
パイプクリーナーを使用する際、約50℃の湯にボトルごと浸けて温めると、薬剤の洗浄効果が上がります。沸騰した湯を使用すると、ボトルが破裂する危険性があるのです。
使用方法は、直接ボトルから排水口に流しこみます。量の目安は、使用している商品の目的別使用量から確認しましょう。
15〜30分放置後、充分に水を流します。
使用する際に注意する点は、長時間放置してはいけません。取れた汚れがパイプにつまる場合があります。
排水口の汚れがひどくなる前に、日ごろから実施できるものをまとめました。
キッチンに直接油を流すと排水パイプに付着し、水が流れにくくなります。
また、排水パイプの中で変形しできた「オイルボール」が、川や海に流出し、環境問題につながります。
使用済みの油を処理する際は、よく冷まして、紙パックに入れ、テープでしっかり蓋を閉じてから、燃えるゴミと一緒に捨てましょう。
少量の油は、新聞紙やキッチンペーパーなどで拭き取り捨てます。
ぬめりや臭い予防には、アルミニウムを使用します。アルミニウムは水に濡れると化学反応で金属イオンが発生。この金属イオンにより臭いを抑えられます。
アルミニウムを丸め、ピンポン玉ほどのものを4つ作りましょう。
その際、アルミニウムをきつく丸めず、ふんわりと丸めると効果的です。
作成中、アルミボールが排水パイプに入らないよう気をつけましょう。綺麗に洗った排水トラップの中に入れます。
掃除後、排水口にアルコール除菌剤を吹きかると、雑菌の除菌や増殖を抑制できます。
排水口と同様に、三角コーナーやシンクにもスプレーしましょう。
排水口の汚れやつまりは、日頃のお手入れで予防し、清潔に保ちましょう。
また、排水口の掃除で、洗剤や漂白剤などの刺激物を使用する際は、体への影響に充分気をつける必要があります。
子どもやペットがいる家庭では、口に入っても大丈夫な「重曹+酢」をおすすめします。
それでも、排水口の悪臭やつまりなどが解決しない場合は、専門業者に依頼することもひとつの手です。