キッチン周り、こんなところが劣化する
キッチン
お手入れ
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2018.05.22
最終更新日:2021.05.27
毎日使っているキッチン、新品のあの頃からどれくらい劣化しているか把握していますか?今回はそんなキッチンの劣化についてご紹介します。
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システムキッチンであればシンク・コンロ・レンジフード・食洗機・収納棚がセットになっているものが一般的だと思います。
キッチンそのものの耐用年数は20年以上とも言われていますので使う人が問題ないと思えばどれだけ長く使用しても問題ありません。
しかし、それぞれのパーツは平均10年ほどで劣化が目立つようになってきます。
水回りのトラブルは早いもので5年経った頃から起こり始めますが、劣化部分はパーツ交換で問題なく使えるようになります。
キッチンの中でも汚れを直接流している場所なので、日頃の使い方が反映されやすい部分となります。
油ものをそのまま流している方は要注意です。配管が詰まりトラブルの原因となりますので、できるだけ汚れは古紙等でふき取ってから洗いましょう。
また、シンクに熱湯を流すと排水管の劣化につながります。熱湯を流す際は同時に水を流してください。
ガスコンロかIHかによって起こりうるトラブルは変わりますが、どちらも10年頃から劣化が感じられそうです。
ガスコンロでは火力調整がうまくいかない、火が点きづらいといったケースがあります。IHでは電源が入らない、温度調整がおかしいというケースがあります。
レンジフード・換気扇は8年程度で換気能力が落ちてきます。
モーターの故障によるものが多いため、修理や交換が必要になります。
食洗機は比較的早く、7年程で洗浄能力の低下や乾燥機能の低下が感じられると言われています。
水漏れといったトラブルも起こりやすくなり、10年ほどで使えなくなる可能性が高いです。
収納棚は造りがしっかりしていることが多いので、あからさまながたつきや割れがなければ一般的な使用に問題はありません。
しかし、傾きやへこみは起こりやすくなるので重いものや転がりやすいものをしまう際は十分注意してください。
キッチン製品にはそれぞれ耐用年数には差がありますが、10年程度で一度点検をすることをおすすめします。
パーツの修理や交換だけでなく、使いづらさを感じるようなら思い切ってリフォームという手段もありますので、家族で話し合われてもよいと思います。