マンションもこれでOK!浴室の嫌〜な悪臭とはサヨナラ!
風呂
臭い
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2018.06.14
最終更新日:2022.06.21
長期間家を留守にした時や新居で、部屋が嫌な匂いで充満していたら嫌ですよね。
あるいは、普段通りに生活しているのに、この頃嫌な匂いがする…。
その原因は、浴室の排水溝が悪臭を漂わせている場合があります。
今回は、浴室の悪臭にサヨナラする方法を紹介します。
目次
下水の臭いが排水溝から発生するのは、排水口(溝)自体に問題があるでしょう。また、本来悪臭を漂わせない働きをする排水トラップが機能していない場合もあります。
汚水は、排水口から排水管を通り、下水の本管から排出されます。下水臭いといっても、下水本管から汚水が逆流していることはめったにありません。
浴室に限らず、排水口から悪臭がする原因には以下のケースが考えられます。
排水トラップとは、ほとんどの排水設備に備え付けられており、排水管の中の汚水から出る悪臭が、逆流しないように水を使って空気をせき止めています。
排水トラップの中に一定量貯まる水のことを「封水」と言います。この封水が排水管内からの悪臭や害虫の侵入を阻止します。
しかし、排水トラップがうまく機能しないと、汚水から発生した悪臭が家の中に逆流してくるのです。
浴室の排水口は、まず、ヘアキャッチャーといわれる髪の毛やゴミなどが排水口に流れないように受ける網状の部品があります。それを取り除くと、水の溜まった排水トラップがあります。
排水口に溜まった皮脂や髪の毛を放置していると、細菌が繁殖してぬめりが発生します。そのぬめりが悪臭の原因となります。特にマンション等のユニットバスの場合、排水管の構造上洗い場の排水口に汚れが溜まりやすくなっているので、こまめな掃除が必要です。
悪臭の原因のひとつは、排水トラップの水が乾いて無くなった場合です。長期間家を留守にしていて、浴室や台所などの水回りを使用していなければ、排水トラップの水が蒸発し無くなった可能性があります。
長い間自宅を留守にした時や、引っ越ししたばかりのアパートやマンションで、嫌な匂いが部屋に充満しているという時は、このケースが多いようです。
排水トラップが壊れていて、トラップ内に水が溜まっておらず、穴が開いている場合、当然悪臭は防げません。下水臭い悪臭が室内に漏れてしまいます。また、ゴキブリやコバエなどの害虫が排水管から登って来ます。
アパートやマンションによっては排水トラップが無い場合もあります。その際は、大家さんに相談しましょう。
スポンサードサーチ排水トラップに問題がある場合は以下の対処法で問題を解決しましょう。
排水トラップの中に水がない場合は、水を流して貯水をしましょう。長期間留守にした場合、家中の水回りの設備に水を流すと排水管の中に滞っていた汚水が流されて悪臭が解消されます。
排水トラップが壊れている、排水トラップがもともと無い場合には、とりあえずフタを閉めて排水管からの悪臭を防ぐことをオススメします。
もちろん、排水トラップが壊れている場合は修理をしましょう。この場合、素人での対処は難しく、下水工事の資格のある業者に依頼します。
排水口に溜まった皮脂や髪の毛を放置していると、細菌が繁殖してぬめりが発生します。そのぬめりが悪臭の原因となります。特にマンション等のユニットバスの場合、排水管の構造上洗い場の排水口に汚れが溜まりやすくなっているので、こまめな掃除が必要です。
マンション、アパートなどでユニットバスの場合、浴槽の排水は洗い場の排水口と繋がっており、両方の排水が流れる仕組みになっているので、髪の毛などの汚れが溜まりやすいです。
排水トラップに水も溜まっているのに悪臭がする場合、排水口の汚れが原因と考えられます。自身で掃除をするには以下を用意し、手順に沿って汚れを落としましょう。
<準備するもの>
部品に絡みついている髪の毛やヘドロ状の汚れは流さずに新聞紙に包んでゴミ袋に入れましょう。
浴室の汚れは髪の毛、石鹸カス、整髪料などの油分が固まっています。固形物を取り除いたら、浴室用の洗剤などで排水トラップをよく洗いましょう。重曹と酢を使用して汚れを落とす方法もあります。
排水管の入り口にあるヘドロ状の汚れを、布などを使って拭き取ります。この際、歯ブラシを使うと、ヘドロ状に付着している髪の毛や石鹸カスなどの固形物も除去できます。
くれぐれも布や歯ブラシを排水管に落とさぬように気をつけましょう。
排水トラップやヘアキャッチャーを元に戻しましょう。排水トラップに水を貯めてから筒状の部分を戻し、しっかりとロックする必要があります。
そうしないと、隙間から空気や水漏れが発生し臭いの原因に繋がります。
週に1度、排水口の掃除を習慣づければ、汚れもひどくならずに悪臭も防げるでしょう。
排水口をしっかり掃除したのに臭う、排水口から汚水が溢れてくる場合は、詰まりが原因かもしれません。その際の対処方法ついては別記事で解説しています。
詳細は下記よりご確認ください。